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もう一人の自分の視点から・その五

 オートバイと自分との一体感の希薄な例を挙げさせてもらう。ただこれはあくまでも自分の主観に基づくものだから、自分以外のほとんどはそう思ってなかったり、どーでもよかったりするんだよね。まぁ、このシリーズ自体その程度のモノだし(笑)。

 で、それが今売りのストバイ誌のトリッカーに乗るモデルのにーちゃん(表紙のねーちゃんはとりあえず置いておく(笑))の写真。
 モデルだし、トリッカーもどーせ借り物だから一体感のないのは当たり前。でもその雰囲気をさらに強調してるのが短パンでの走り写真。元々、生っちろい細い微妙な濃さのスネ毛の足を露出してオートバイ乗る&乗っている姿を見ること(短パンでの場合に限らず、裾丈が立っている状態で調整されたズボンに丈の短い靴下で乗った場合でもびみょ〜なスネ毛は見える)がキライな自分ではありますが、御多分に漏れず、モデルのにーちゃんも短パン。降りている時はさほど違和感なくても、オートバイに跨がった瞬間、その足の細さと微妙な生っちろさが強調されます。自転車で短パンとかはよくある風景だし、原チャリスクーターも含めてそーゆーのはさほど違和感は感じないんだけど、オートバイのパーツの大きさや太さとかがそうさせてしまうんだろね。
 さらに乗ってる時の姿勢。そのヘルメットのせいでさらに強調されてるのかもしれないアゴ突き出し気味と、短パンで乗るから余計なのかもしれないけど足開き気味のステップにただ載せてるだけの足。

 こーゆー一体感の希薄な写真を大きなものとしてまがりなりにもギョーカイの方がページに使うのはどーなんだろ? と思いながらも、そのほとんどがそーゆーこれまで書いてきたよーなことを意識して乗ることのない街中において、また自分を纏う道具としてより、自分を飾るアイテムとしてオートバイやそれ以外のモノが捉えられがちなこのご時世においては致し方ないのかなぁ...と思ってみたり。

 いくら街中の日常においてを語るとはいっても、そーじゃないような気はするんだけどね。ナイフがそのカタチのカッコよさと美しさを語られる一方で、人を殺めることができることも語らねばならないのと同様に。

 ついでにいうとフリースタイルモトクロスが短パンでブチキレた技をメイクするのがヤバいとか思ったり雑誌が語っているのを見たのなら、そのライダーが短パンの下にライディングスパッツを履いて、ヒザ廻りはニーブレイズでがっちり保護しているのに気がついて欲しい。先日、台場で飛んだメッツガーだって、傍目はタンクトップにジーンズというカッコだったけど、そのモコモコしてたヒザまわりを見るとニーブレイズはがっちり装備していたのは明白。メディア?が語る上っ面以外のコトがホントはあるんだということ。

 はー、疲れた。でもまだ適当に続く。

by ya-hey | 2004-09-11 00:05 | 寝ながら考えるオートバイ  

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